用語解説
作品に登場する用語について解説しています
人間
魔力を持たず、術を扱う事の出来ない種族。
かつて、魔王が世界を破壊しかけた事で、
魔王と同じ種族である魔族を嫌っている。
そのため、術を扱える魔力持ちに対しても
差別と偏見がある。
魔王から世界を救った天族の事は
『神様』として崇めている。
魔族
魔界と呼ばれる世界に住む種族。
高い魔力と身体能力を持ち、
全てにおいて人間よりも優れている。
魔術と呼ばれるものを扱え、
敵に攻撃を与える術を得意としている。
魔王が人間の世界を襲った事により、
人間達からはひどく嫌われている。
また、天族からも『忌むべき者』として
嫌われ、蔑まれている。
天族
天界と呼ばれる世界に住む種族。
傷を癒したり、病を治す『天術』を
扱う事が出来る。
魔王の脅威から世界を救ったとされ、
人間達から崇められている。
三百年前から、ただの一度も人間達の前に
姿を現した事がないと言われ、
その実態は不明。
魔力持ち
主に魔族と人間との間に生まれた
子供の事を指す。
『ハーフ』とも呼ばれ、人間でありながら
高い魔力と身体能力を有している。
術を行使する事も可能。
そのせいか、彼らは人間達によって
差別されている。
レンとリゼルのように聖霊と契約する事で
後天的に魔力を得た者もいる。
人間同士の子供でありながら
魔力を持って生まれたルイスのような、
非常に特殊なケースも存在している。
聖霊
天族が生み出したと言われる存在。
聖霊は複数おり、
それぞれ【火】【水】【風】【雷】【地】、
そして【光】の六属性を司っている。
【闇】の聖霊もいるらしいが、
詳しい事は何も分かっていない。
三百年前の戦いの折に、
聖霊達は天族に力を貸したという。
それ以来、天族に代わる存在として
人間の世界を見守っているらしい。
神族
かつて世界を創ったとされる一族。
世界に住まう全ての生き物を創造したのも
彼ら神族である。
『奇跡の力』と呼ばれる力を使えたらしいが、
いつしか彼らの存在は忘れ去られ、
今となっては
誰もその名前を知らないという。